【コラム】ボードゲームを作る上での戦略
未分類お久しぶりです。kuroです。
しばらく更新していませんでしたが夏コミ、秋例大祭、冬コミとイベントに参加させていただいておりました!
こちらの更新より主にTwitterの更新のが楽なのでさぼってました。すみません。
春の例大祭には応募しているので、忘れていなければ告知を出したいと思います!(東方TRPGを作るってサクカに書いた気がします…!)
さて、この前の冬コミで幻想インディアンポーカーが完売しました!!
通販分も完売したので後は箱がきずついて商品にならなくなってしまったジャンク品1点のみとなっています。これはちょっと表に出せないのですがどうしても、という人がいれば春例大祭に持っていきます。(1000円→600円くらいに値引きでしょうかね?)
こんなにも好評いただけたのは皆様のおかげ!であることは間違いないのですが、一応私のつたないマーケティング知識をそれなりに駆使して戦略を練っていたので、これからボードゲームを作る人のためにもちょっとだけ自分が取った戦略を披露したいと思います。
割とがっつりマーケティングの専門用語が出てくるのでこの機に覚えていってください。
①ターゲットのペルソナを決めよう
ターゲットのペルソナとは要は商品を購入するであろう人物像です。これが明確でないと商品設計がうまくいきません。
例えば自分の場合は出店する場所が主に東方のイベントなので、「年齢は学生~2,30代が多く、年に2~4回程度のイベント後のオフ会などで東方関係のメンバーで遊ぶ人」と定めました。
これが決まると、「じゃあ年齢層から考えて2000円以上のゲームでは手が出しにくいだろう。会う頻度が多いわけでもないからボードゲームも短時間でできるものがよいだろう。」などと商品設計にも影響してくるわけですね!
②ブランディングをしっかり定めよう
ブランド価値、というとシャネルのバックやらフェラーリやらなんかはわかりやすいブランド価値というものがあるけれど、私のような弱小サークルでもブランディングというのは大事です。
すなわち、知名度こそなくとも「うちの商品はこういう商品です!」と明確に設定することが重要なわけです。うちの場合は「5分でできるボードゲームシリーズ!」ですね。
こういう風にした理由は、コミケや例大祭のイベントではみんな買い物に忙しく、ゲームのルールを長々と説明する時間が取れないと考えたからです。ちょっと興味持ってくれそうな人に、「5分でできるボードゲームです!」と一言いうだけでこちらの話を聞いてくれるようになりました。
③広告宣伝も戦略に組み込む
創作をやっているだいたいの人はTwitterをやってるとは思いますが、自分の場合フォロワーも多くないので拡散力は期待していませんでした。
そこで取ったのがプレイ動画の撮影とニコニコ、YouTubeへのアップでした。
そもそも動画コンテンツというのは興味関心を与えやすく、文字ばかりの広告よりもリーチしやすい傾向にあります。(特にボードゲームなんかはルールを長々と説明しても面白さは伝わりづらいですしね。)
なので、ルールわかんなくてもいいから楽しそうにやってる動画を流しましょう!動画を見てきましたと言ってくださった方もわりかし多く、思った以上に効果的だと感じました。
(動画自体は計400再生程度しかされてないのですが、動画を見てきてくれた人は7人くらい。コンバージョンレートとしては1.75%でしょうか。かなり高めだと思います。動画そのものには広告費かけてないし。)
④何より、間違いなく面白い作品を作ろう
今までマーケティングのなんたるかを言っておいて結局そこかよ。と言われるかもしれませんが、どんなに①~③をうまくやっても悪臭の放つ生ごみは売れないわけです。自分が納得するまでテストプレイを重ねて改善を図っていきましょう。
マーケティング用語で言ったらPDCAサイクルを回すということですね。(生産する前の話だからちょっと違うかもしれないけど。)
特にターゲットのペルソナやブランディングを決めたうえで、それに人気の出るボードゲームを作る、なんて考えたら結構ハードル高いと思うんですよ。だからこそ適当には作れないし時間もかかる。
ので、なんどもプレイして改善して、それでもうまくいかないならターゲットそのものから変える必要もあるかもしれない。
ここが一番大変であり大事なんだと思います。
ということで、私の第一作目、幻想インディアンポーカーは多めに作ったにも関わらず完売いたしましたが、第二作目のこいしげっちゅ!はまだ販売しております!
メロンブックスで通販も実施していますので興味ありましたら覗いてみてください!!
春例大祭にも持っていく予定ですが通販は2月で終わりになる予定ですのでお急ぎを!!
プレイ動画もYoutubeにてご覧いただけます~
(こうやって記事を書いた後に商品紹介して購買に繋げる手法をコンテンツマーケティングといいます。ゲームに自信があるからこそ私はあらゆる手段を使って商品を宣伝しますw)
さてさて、長くなりましたが例大祭に向けてゲームを考えねばですね!
またお会いしましょう~~!
スポンサーサイト